英語の現在形の使い方
英語の現在形の使い方は思っているよりシンプルですが正しく使えこなせるまでは割と難しいです。しかし、数多くの自制の中で、現在形は英語の多く使われている4つの代表の時制のうちの1つなので欠かせない時制となっています。
現在形が難しくなっている理由の1つは現在形の『現在』の部分です。『現在』を想像すると『今』という印象が強いと思います。但し、現在形の『現在』は『今』という考え方より『いつも』と言う考え方の方が理解しやすくなります。
英語の現在形のイメージ

現在形 → いつも形
- 少女が朝食にご飯と焼き魚を食べています。
- 少女が朝食にご飯と焼き魚を食べます。
上記日本語を英語にすると
The girl eats rice and grilled fish for breakfast.
となります。朝食にご飯と焼き魚を食べていることは『昨日』『今朝』『明日』のようなはっきりした『時期』が明確になっていないため、『普段』『習慣』『日常』的な行動だと判断し、現在形を使わなければなりません。
上記イメージのように、現在形は『今』ではなく『過去』と『未来』の習慣的なことを表すときに使う自制。少女が今食べているんではなく、昨日食べたんではなく、明日食べるんではなく、食べることが習慣になっていることを表しています。日本語の時制は英語ほど厳しくないので上記イラストの行動を表す時、現在形又は現在進行形でも使えます。
つまり、英語の現在形は『今』やっていることを使う自制ではなく、習慣を表すとき使う自制です。他によく使われているときは
1. 習慣
2. 繰り返される行動
3. 一般事実
4. ユーザーマニュアル又は指示
5. 決まっている日程
6. 条件付き将来の行動
① 習慣を表す例文
She works very hard.
彼女は一生懸命に働いています。
They live in Japan.
彼らは日本に住んでいます。
He doesn’t like natto.
彼は納豆が好きじゃないです。
② 繰り返される行動を表す例文
Tom goes to the beach every weekend.
トムは毎週末海に行っています。
Every time Cindy comes over, she brings sweets.
シンディが遊びに来る度にスウィーツを持ってくる。
Peter goes to hot springs about twice a month.
ピーターは月に2回ぐらい温泉に行く。
③ 一般事実を表す例文
Water boils at 100℃.
水は100℃で沸騰します。
Old people have more life experience than teenagers.
高齢者はティーンエイジャーより人生経験があります。
Summer comes after spring.
夏は春の次に来ます。
④ ユーザーマニュアル又は指示する時の例文
Put the paper into the blue tray.
紙用紙を青いトレーに入れます。
Take this medicine three times a day.
この薬は1日に3回飲んで下さい。
Add salt while you cook.
料理をしながら塩を入れましょう。
⑤ 決まっている日程を表す例文
Our flight departs at 8:00 pm.
飛行機は20時に出発する。
The graduation ceremony starts at 4:00.
卒業式は4時に始まります。
That TV show is on Tuesday nights.
そのテレビ番組は火曜日の夜に放送されます。
⑥ 条件付きの将来の行動を表す例文
よくある条件は『時に、まで、前に、あと』
Charlie surfs when he has time.
チャーリーは時間がある時、サーフィンしています。
She will not go for a walk until it stops raining.
彼女は雨が止むまで散歩に行かない。
Wash your hands before you eat dinner!
晩御飯を食べる前に手を洗いなさい!
Sheila is giong to play video games after she studies.
シーラは勉強してからゲームをやります。